最近、求人媒体に出しても応募者が集まらないんだ…
面接の予約が入っても良い人材が来ないんだ…
やっとの思いで採用してもすぐに辞めてしまう…
この記事では、そんなお悩みを解決する方法についてお伝えします。
Facebook広告×SNSでシステムを整える新しい手法
この新しい採用システムとは「Web広告」と「LINE」を活用して求職者を獲得する方法です。
オーソドックスな採用手法は、大手ナビサイトや求人媒体に求人情報を登録して、ひたすら採用を待つという方法です。
もちろん、ただ待つだけでは集まりづらく、スカウトを送信したり、こちらからアプローチが必要です。
また、面接日の取付けなど労力的な負担が大きくかかってきます。
Facebook広告×SNS採用システムを使うメリット
そこで、この採用システムを使うことで
- 採用コストをカット
- 応募者の質のアップ
- 採用に必要な労務のカット
を実現可能になります。
これまでの採用システムの問題点
これまでの採用戦略での問題点は
- 求職者を自社で集める事ができない
- 求職者を集めるのに他者依存している
- 自社の求職者リストが貯まらない
- 質の良い求職者が集まらない
- 紹介料が多く利益率が上がらない
- メールは届かないし見られない
があります。
これだけでなく、せっかくコストをかけて採用したにも関わらず、すぐに退職したり、労働意欲が低いという点も非常に大きな問題です。
この問題解決方法がLINE公式アカウント
このような問題を解決する手段の1つに「LINE公式アカウント」があります。
普段メッセンジャーとして使っている「LINE」の商用版のアプリです。
LINE公式アカウントと聞けば「事業の売上アップ」に使うものだと認識しているかも知れませんが、採用ツールとしても利用することも可能です。
こらから、なぜLINE公式アカウントが採用の問題解決に繋がるのかを説明します。
就活生が就活に活用するWeb媒体
今の若い就活生達がどんな媒体を使って就職先を探しているかご存知でしょうか?
もちろん大手のナビサイトや求人サイトも見ますが、詳しい企業情報はSNSなどから収集する人が増えています。
SNSには、会社の情報や社員の生の声がアップされるので、リアルな会社の状況が判断できます。
LINEは全国の9割が使う生活のインフラ
引用元:https://growthseed.jp/experts/sns/number-of-users/
今やLINEを使っていない人を探すのが難しいくらい生活のインフラとして利用されています。
説明は不要だと思いますが、生活に溶け込んでいるからこそ、高い開封率が維持されています。
新時代の心理パラダイム
一昔前までは「気合い」や「根性論」で通用しましたが、近年の若手のパラダイムでは通用しません。
高度経済成長期の時代とは違って、今は生まれた瞬間からモノに溢れている社会の中で何でも手に入る時代です。
従って、物質的な欲求よりも精神的な欲求を求める傾向が強くなっています。
具体的には「給料がたくさんもらえる」「やる気と気合があれば昇給します」というよりも「やりがいや生きがいになります」「ライフワークバランスが整い満足度が高まります」と言ったメリット訴求の方が好まれるということです。
この心理欲求の変化を知らずに昔のパラダイムのままに採用活動を行うと、思いっきり外します。
LINEを使った求職者獲得の全体像
こちらがLINEを使った求職者獲得の全体像です。
これを元にどのくらいのコストカットが望めるのか?シュミレーションしてみましょう。
具体的な数字シュミレーション
LINEからの成約率「5%」面談から採用までが「30%」の数字で獲得できると過程すれば「200人」LINE友だちを獲得できれば、面談には「10人」そのうち「3人」が採用できる計算です。
LINE友だち1人あたりの獲得コストが「2,000円」の場合、必要な広告費は「40万円」となり、3人の採用コストは「約13万円」となります。
一般的な転職ナビサイトや転職エージェント(紹介料)でかかる採用コストと比較しても、かなり少ない金額で採用できることが分かります。
弊社のWeb広告運用の実績
弊社が広告運用を行なっているクライアント様の実績の一部です。
全てLINE友だちを獲得するために配信していますが、1人獲得するのに2,000円以下で獲得することができています。
ですので、上記のシュミレーションの数字はかなり現実的な範囲内での計算だと言えます。
具体的な3つの取り組みステップ
具体的な3つの取り組みステップをお伝えします。
- STEP1:採用コンセプトの明確化
- STEP2:採用フローの確認
- STEP3:LINE公式アカウントの構築
このステップを踏んでシステムの構築を進めます。
STEP1:採用コンセプトの明確化
まずは採用コンセプトを明確化します。
- 会社が求める人材は?
- 採用されると働く人にどんなメリットがあるのか?
- 将来どんな人材になれどのように活躍ができるのか?
- LINE友だち追加時点でのオファー内容
などを決めておくと良いでしょう。
例えば…「就職生に役立つ自己分析診断ツール」などの役立つ内容であり、楽しめる系のコンテンツなどは面白いですね。
STEP2:採用フローの確認
次に自社で行なっている採用フローを確認します。
会社にとって良い人材を採用するために必要な工程は取り入れ、不要な工程は省くようにします。
また、採用フローのうち、ルーティンワークのような同じ作業はシステムにて自動化していくので、ここでピックアップしておきましょう。
例えば、応募後の面接日の予約を取り付けるための自動返信や履歴書などのやり取りなどです。
そうする事で採用業務に必要な作業を減らすことが可能です。
STEP3:LINE公式アカウントの構築
最後にLINE公式アカウントの構築を行います。
- 友だち追加あいさつ
- ステップ配信
- リッチメニュー
- 自動応答メッセージ
など、目的に繋がるように設計し、構築します。
友だち追加あいさつ
「友だち追加あいさつ」は、LINE公式アカウントに友だちが追加された際に配信される自動配信メッセージです。
基本的には、LINE登録を促す際のオファーの内容に合わせて変えていきます。
例えば「プレゼントの配布」というオファーであればプレゼントの配布、「診断コンテンツ」であれば診断コンテンツを配布します。
ステップ配信
ステップ配信は、友だち追加したタイミングに合わせて、あらかじめ決められた内容と決められた順番でメッセージを配信するシステムです。
ステップ配信を効果的に取り入れる事で
- LINE友だち全員に同じ教育アプローチができる
- (説明会の申し込みなど)一定の効果が期待できる
- システムで自動化し業務負担を軽減できる
といったメリットがあります。
ステップ配信は1本だけでなく複数ラインを作れるので、1次面接用のステップ配信や2次面接用のステップ配信、説明会参加後のステップ配信など使い分けや組み合わせを行うことで、より効果的に使えます。
リッチメニュー
リッチメニューは上記の画像のように、LINEメッセージの下の方に表示できる画像の事です。
リッチメニューはクリック率も高く、効果を高めるために非常に重要なツールの1つです。
ステップ配信の信憑性がより高まる内容や事前に伝えておきたい内容などステップ配信の補完的な意味合いで掛け合わせて利用すると良いでしょう。
説明会・面接お申し込み後のフロー
説明会や面接の申し込み後のフローも自動化するように、ステップ配信や自動応答メッセージを準備しましょう。
説明会を行う会場の情報やZoomのURL、準備するものなど、毎回同じような情報を伝えるのであれば、システムで自動配信設定しておきましょう。
それだけで、細かい業務タスクがなくなりストレスが緩和されます。
他にも、リマインド設定する事で、説明会の日時や面接日時から逆算してメッセージを配信することも可能です。
リマインドを効果的に使うことで、キャンセルや予約忘れを防ぐことができます。
人材採用はマーケティング
人材採用もマーケティングと同じように考えて活動することで上手くいきます。
お客さんに価値を届け喜んでもらうように、自社で働くことで求職者にとってどんなメリットがありどんな将来が得られるのか?ここを明確化してあげることです。
心理パラダイムの変化でお伝えしたように求職者にとって「その会社で働くことが誉れ」になる様にしてあげることです。
そうすると会社が魅力的に見え、求職者が集まる様になります。
また、採用した後も、会社の力になれるように精神的満足度を求めて、自ら成長しようとする意識改革にもつながっていきます。
弊社に採用システム構築のご依頼も可能です
弊社では「Web広告運用」と「LINE構築」の両方を行なっていますので、ご依頼頂くことも可能です。
弊社はマーケティングの実行に強いので、採用コンセプトの立案からサポート可能です。
また、そのコンセプトに基づいたWeb広告の配信やLPライティング、ステップ配信の構築も可能です。
ビジネスでもそうですが、採用システムにおいても形だけ真似するよりも中身の構築が大切ですので、しっかりとシステムを構築したい方はご相談ください。
これからの時代の中で、WebやSNSを使った採用手段を持っていなとなると非常に危険だと考えます。
これだけインフラが整っている社会の中で、大手ナビサイトや求人サイト以外の手段も持っていても良いのではないでしょうか?
弊社ならば、1から丁寧にサポート可能ですので、ぜひご依頼ください。