
アフィリエイトはオワコンだ!
って意見があるけど実際はどうなの?
本日の記事はこちらの問題についてデータを用いて解消していきたいと思います。
ビジネスで上手くいく人はアフィリエイトと言えど、必ず数字で物事を判断します。
逆に初心者や上手くいかない人は「自分の感覚」で物事を判断してしまいがちです。
私が、この業界を知った2011年の段階から「アフィリエイトはもう飽和している」と言われ続けていました。
しかし、蓋を開けてみればアフィリエイト市場は飽和するどころから、市場規模はどんどん拡大してきています。
この辺りはこれから詳しく解説していきますが、感覚的な判断が無駄である事はこれで理解できると思うので、アフィリエイト市場を少し俯瞰し数字で見つめてみましょう。
アフィリエイトはオワコンなのか?データから問題解決する
結論から言うとまだまだチャンスは大いにあります。
なぜかと言うと
・日本のWebで使われる広告費が高騰している
この2つの理由からです。
それぞれ詳しくデータとグラフを見てみましょう。
アフィリエイトの市場規模
まずアフィリエイトの市場規模からです。
矢野研究所の調べでは、現段階(2020年段階)では3,434億8000万円の市場規模予測となっています。
2018年度の市場規模は、前年度から比べ110.2%の成長度で2,881億8,000万円まで拡大しています。
2019年度も同じような速度感で市場が成長しており(108.7%の成長)市場規模は3,133億2,000万円と見込まれています。
さらに、2023年には4,654億1400万円まで成長すると予測されており、私がアフィリエイトを開始した段階では約1,600億円だったので、ここ10年以内に約3倍もの成長を遂げています。
それだけの金額が市場に流れると言う事はそれだけアフィリエイトはチャンスなのです。
引用元:矢野研究所(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2362)
日本の広告費
続いて日本における総広告費の推移を見ていきます。
なぜ広告費なのかと言うとアフィリエイト広告は広告主から見ると広告費に該当するからです。
つまり、日本の広告費の高騰につれて、アフィリエイト市場も連動して高騰します。
なので広告費そのものの数字を追う事でアフィリエイト広告の増大も確認する事ができるのです。
引用元:電通(https://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0228-009767.html)
アフィリエイトがオワコンだと言われる理由
これらのデータを確認できれば、アフィリエイト市場が大きくチャンスである事がわかります。
それなのに、なぜアフィリエイトはオワコンと言われるのか?
その原因を深掘りし考察してみたいと思います。
1.市場が飽和していると言われる
先程も言ったように、これは稼げない人の口癖のような言い訳です。
2011年以前からもずっと言われ続けている事です。
確かに、昔に比べて参入者が増えてアフィリエイトに取り組む競合が増えてきているのは事実です。
しかし、参入者が増えているからこそ市場が成長し大きくなっているとも言い換えることも出来ます。
ビジネスの場合、競合が増えることは必ずしもマイナス作用として働く訳ではなく、市場という角度から捉えるとむしろプラス要素なのです。
競合他社の数が減り、市場そのものが縮小していけば、市場そのものにお金が流れる事がなくなり、全員が儲からなくなります。
簡単に言うなら「無人島で商売する」様なものです。
人がいないところでモノが売れない様に買い手がいなければ商売は成り立ちません。
市場が拡大していると言うことは、買い手が増えているという事なので、買い手が増えることにより「全体が儲かる」そんなロジックです。
つまり、データとしてアフィリエイトの市場規模が拡大している内は、アフィリエイト市場の飽和は気にする必要はありません。
2.大手など強いライバルが参入している
続いてアフィリエイトがオワコン化していると言われる理由その2ですが、「大手の会社がアフィリエイト市場に参入している」という理由があります。
先程も言った様に確かに参入者は年々増えてきており、それに伴って競合の強さも増してきています。
そこは間違いないと言えます。
ただ、これが「稼げない」原因ではなく、競合他社が増える事により「従来のやり方では通用しなくなった」というのが正しい解釈になります。
「戦い」をイメージして頂くと分かると思いますが、相手の動きや状況によって戦略や戦法は変化しますよね?
また、お客の悩みやニーズも流動的なので、こちらが変化する可能性もあります。
どんどん新しい商品も開発されてきます。
この状況下で今まで通りのやり方をそのまま維持していれば当然稼げなくなります。
先程も言った様に競合他社が増えるにつれて市場も大きくなるので、プラスの面もあります。
ただし、競合他社ではなく、あなたが顧客から選ばれる理由もしっかり作らなければ、あなたから商品を買う理由がありません。
競合大手には出来ない、力があるからこそ出来ない事を我々はやっていくべきなのです。
3.空きポジションが減った
競合他社が増えるにつれて「空きポジション取り」が激化していきます。
これを「差別化戦略」と言われますが、成長市場においては、いかに他の競合他社とは違いがあるのか?そこを売りにしてアピールする必要があります。
ただ、そのポジション取り合戦もあまりに競合が増えすぎる事によって、市場開拓が難しくなってきています。
アフィリエイトがオワコンと言われる原因の1つでもあるかと思います。
また、顧客の購買ニーズも変化してきているのもあって、商品やサービスそのもので差別化するのではなく、人で購買を決定する様にファン化が求められる時代になりつつあります。
身近な友人がオススメしていた商品が安心して買える様に、個人の信頼性獲得を目的とした発信が大切です。
今後必要な戦略「ファン化」が重要
今後は商品やサービスそのものではなくあなた個人にファンがつく様に「ファン化」が大切です。
商品やサービスの機能を伝えるより
・なぜその事業を開始したのか?
・その背景や経緯は何か?
と言った、背景やストーリーを軸にした発信を通し、機能性やベネフィットを伝える様にするのです。
個人にファンがつけば、それこそ最高の差別化状態を作り出す事が出来るのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日は「アフィリエイトはオワコン?データから問題解決する」と言うテーマで記事を公開しました。
・市場規模は拡大している
・広告費も増大している
・競合は増えるとチャンス
・正しい方法は時代と共に変化する
本日は以上です。