
Webマーケティングで
独立するのが華やかそうで
憧れてるんだよね。
この際、思い切って独立しようかな。

独立するのは素晴らしいと思うけど
その前に知ってて欲しい事もあるよ。
恥ずかしい話、
私はそれで1回失敗してるから
その経験も踏まえて教えるよ。

え!?そうなの?
やっぱり独立ってリスクがあって危ないんだね。

まぁ会社員でもリスクはあるから
独立が危ないというより単純な一長一短ですね。
問題なのは行動する際に何の考えも対策もなく
無謀なチャレンジを行う事です。
失敗経験になるから別に良いけど
不要な失敗はあえてする必要もないですからね。

確かに。
まずはしっかり話を聞いてみよう。
Webマーケティングで独立する事ができれば
・毎日会社に行かなくても良い
・アホな上司にグチグチ言われなくて済む
・働く場所も時間も自由になる
・ストレスフリーな世界が手に入る
なんて世界が実現でき憧れる気持ちもわかります。
これは本当に手に入る現実でして、かなり自由度は高いです。
ただ、冒頭お伝えしたように、私は一度、独立し失敗した経験があります。
というよりは、事前準備もせずに無謀な状況下で無謀なチャレンジをしたので、「現実的に考えてうまくいくはずがなかった」と言うのが振り返ってみて思う事です。
売上が1円も発生するどころか、生きているだけでお金がなくなり、人と絡む事がなくなり毎日パソコンとにらめっこ。まともな精神状態ではなくなり、仕事に集中できるはずも無く軽いうつ状態になっていました。
今となってはその経験も役に立っているし、不思議と後悔はしていませんが、もう少し上手く立ち回る事で、もっと早く「理想な状態を実現できたのでは?」と思う事は確かです。
出来るだけ、あの時の私の思いをして欲しくないので、この経験を踏まえ、独立する前に知っていて欲しい事を3つのポイントにまとめお伝えしていきます。
1.小さく開始する(リスクコントロール)
起業と聞くと一般的には
というイメージがあるかも知れません。
お店や店舗を構え、何千万円の借金を背負って人生をかけて行うものだ。そんな風に捉えている人も多いかと思います。
ただ、最近はインターネットの普及により起業の難易度は下がってきています。
むしろ、私は小さく始めないと失敗する可能性が高まると思いますし、最初からしっかりとコントロールしておくべきだと思っています。
特に、これからお伝えする3つの部分は絶対に守る様にしましょう。
小資本からできる事を行う
独立するとなると「大金が必要だ」そう思う人も少なくないでしょう。
事務所や店舗などを構えて、諸々と準備にお金をかけようとする。はっきり言うと、これは結構な割合で失敗すると思います。
最初の段階で大きな事をやろうとする人は「今の自分が持っているもの」よりも「今の自分にないもの」を追いかける傾向にあります。
そう言う人は「見込み」で判断を下す事も多く、
・スキルがあれば成功できる
・広告を打てれば集客が改善する
など、失敗する原因を見誤る可能性が高いです。
特に事業資金に関しては「小資本」で出来ることから取り組める事をやっていきましょう。
・SNSを運営してみる
・知人にメールを出してみる
無料の範囲内で「今できる打ち手」なんて幾らでもあるのです。
特にWebマーケティング関連で独立するならば限りなく小資本で売上を出す事は可能なので、資金を使ってブーストしていくのは「結果を出した後」に行う様にしましょう。
従業員や外注は雇わない
続いては「人」の部分です。
Webマーケティングの業界では業務委託が多いと思いますが、安易な外注は雇わない方が良いでしょう。
外注を使って「業務を加速していく」のは大切ですが、他力を使うならば
・他人に教えられる程のスキルがある
・マネジメントができる
が、大前提として当たり前に出来る必要があります。
人に仕事を依頼する事でコストも跳ね上がるので、最初の内は他力を使わず、1人で結果を出す事を目指しましょう。
ハイパフォーマーな機材は不要
こちらも、基本考え方は同じですが、ハイパフォーマーな機材を買うとコストがかかります。
YouTubeを始めるなら最初はスマホで構わないですし、ブログを始めるなら、ネットサーフィンかできる程度のパソコンスペックで十分です。
リスクを高めるとそれだけ回収が難しくなるので、最初は小さく始める事をおすすめします。
2.1つの専門分野に特化する
続いて、2つ目は「専門分野」に特化する事です。
専門分野に特化する事で
・権威性が最速で手に入る
・目立つので注意が集まる
というメリットがあります。
特化していく専門性は2つの方面から絞り込むと良いでしょう。
ビジネスモデルを絞り込む
まずは、ビジネスモデルから絞り込んで行きましょう。
例えば…
・コンサルタント
・動画編集
・Webデザイン
と言った形で、「何のビジネスモデル」に特化していくか?ここを絞り込んでいきましょう。
業態を絞り込む
続いては「業態」の絞り込みです。
ここでの「業態」とはビジネスモデルをさらに細かく絞り込んだ形式の事を指しています。
例えば…
・ブログアフィリエイト
・メルマガアフィリエイト
・Twitter集客アフィリエイト
・DRM仕組み化コンサルタント
・SNS集客コンサルタント
・マネタイズコンサルタント
と言った形で業態の方を絞っていきます。
そうする事で「専門性」が明確になります。
徹底的に縦に伸ばしていく
「専門性」を決める事ができたら、それを徹底的に縦に伸ばしていきましょう。
ある程度、出来る様になると横展開したくなる時がきますが、そこをグッと堪えて一点集中し、縦に伸ばし切りましょう。
時間、お金、労力など、集中特化する事で「実績」を早く大きく作る事が出来る様になり、結果を出せば周りから一目置かれる様になります。
そうなれば、様々な仕事が向こうから入ってくる様になります。
3.「資産」として積み上がる形で行う
3つ目は「資産」の積み上げです。
ビジネスではストック型とフロー型の2種類のビジネスがありますが、今言える事は「ストック型ビジネス」にしっかりと時間と労力を注ぎ込むのが良いと言うことです。
ストック型とフロー型にはそれぞれメリット、デメリットがあるので、詳しく深掘りします。
ストック型ビジネス
ストック型ビジネスとは、ブログやYouTubeなど、資産性のあるビジネスの事を指します。
労力と時間をコンテンツにする事で、作成した記事や動画が資産となって収入をもたらし続けてくれます。
欠点としては即金性がなく、行った作業や努力がすぐにリターンとして返ってこない事で、途中で挫折し継続が困難な事です。
ここをグッと堪えて長期的視点を持って、コツコツと積み上げる事で、長期的な安定収入を得られる仕組みが手に入ります。
積み重ねる事で収益も徐々に大きくなります。
フロー型ビジネス
フロー型は、動画編集やライティング、デザインやコンサルと言った受注生産型の収益モデルのビジネスです。
収益性が早く短期的に売上を上げやすいのが特徴ですが、行った作業や労力が資産としてストックされる事はないので、ずっと仕事を受注し続けないといけません。
仕事を受注できている間は良いですが、突発的なアクシデントに弱く常に新規の取引き先の確保は必須になります。
ストック型と違い収益も労働できる範囲でアッパーが決まります。
まとめ
いかがでしたか?本日は「Webマーケティングで独立する前に知っておきたい3つのポイント」というテーマで記事を書かせて頂きました。
・リスクはコントロールする
・最初は小さく行う
・安易な外注は使わない
・専門分野に特化する
・結果を出せば一目置かれる
以上です。